先輩のホンネ
2022年08月7日掲載
有限会社 後藤屋
(安田作業所)安来市伯太町安田山形15
0854-37-1126
宮大工
原田 寛生さん
2022年入社
京都からUターン就職
入社したきっかけは何ですか?
京都市で名だたる社寺仏閣に携わり弟子時代を過ごしました。これまでの経験から得た知識・技術を地元の文化財保存に役立てたいと考え、地元の文化財を守ることが地域の発展につながると思い入社しました。
任されている仕事は何ですか?
手道具を使った仕事をしています。
入社して感じた魅力とやりがいは?
現場仕事は危険と隣り合わせでありますが、信頼できる新しい仲間との連携構築がやりがいとなっています。
県内企業に就職するにあたって、両親や家族の影響はありましたか?
妻に相談しました。自身が長男であることから、いつかは実家に帰ること、島根県に保存すべき文化財が手付かずのままであることから、家族の理解・協力の上でUターンを決心しました。
島根県内の企業に就職するにあたって不安だったこと、入社してみてよかったことは何ですか?
県外からのUターンなので、交友関係に不安はありました。よかったことは、当社に宮大工の世界で絶対的存在の故「西岡常一氏」と共に仕事をされた先輩大工が在籍しており、貴重な体験をさせていただいていることです。
就活生へのメッセージ
自分の知り得なかった分野に、大きな未来が広がっているかもしれません。身の回りで多くの疑問を持ってください。その好奇心が新たな一歩になるかも知れません。宮大工であれば100年先にも残る仕事に携われます。
掲載記事を見て、実際に話を聞きたくなり、就活生が企業の先輩にお問い合わせした場合、対応できますか。
できます。