Uターンしたリアルと本音

東京都 から 海士町 へ

吉本 華絵 さん (公務員)

高校卒業まで海士町→大阪府の専門学校に進学→大阪府の企業に就職→東京都に転勤→30歳になり地元にUターン就職

母には「帰っておいで」と言われていましたが、帰るつもりはまったくありませんでした。でも30歳を迎えてどこに住みたいかという視点で転職を考えたとき、海士町に戻りたいと思ったのが決め手になってUターンしました。母の言葉は、「地元はいつでも帰っていい場所なんだ」と思わせてくれました。都会と比べて無駄なものがなく、気楽に暮らせていると感じます。

Uターンする前とした後で感じた変化や違いはありますか?

都会に住んでいたときは、あわただしく日常を過ごし、自分と向き合うことは後回しになりがちでしたが、Uターンしてからはゆっくり時間が過ぎるので心に余裕ができて、自分自身と向き合えるようになりました。都会に比べて不便な生活になると想像していましたが、意外と生活しやすくて心地よさを感じています。

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